40年前の曲をアレンジし採用 人々が鏡に向き合う様子を描く
カネボウ化粧品が展開する化粧品ブランド「KANEBO」では、「美ではなく、希望を発信する」というブランドパーパスを掲げている。このパーパスをより印象強く発信するため、「KANEBO」は1月1日よりブランドの新テレビCM「希望よ、超えてゆけ。」を全国で放映開始した。
本CMでは、2020年よりCM出演しているモデルの中島セナさんをはじめ、年代も国籍も性別も異なる人々が、様々な場所で鏡に向かって思い思いの化粧を行う姿とその表情を通じて、自分を表現することの高揚感、自分らしく生きる姿が描かれている。
CM楽曲には1979年1月に発売され、同年春のカネボウ化粧品キャンペーンソングであった『君は薔薇より美しい』を採用。発売から40年以上の時を経て、新ブランドCMのメッセージに合わせて新たなアレンジを加え、ヴォーカリストとしてだけではなくエンジニア・プロデューサーとしても活躍し、国内外で高い評価を受ける橘慶太さんがカバーしている。
ブランドのPRを担当している花王 プレステージビジネスグループの星野由紀氏は、「コロナ禍を経て、自己を見つめ、自分の生き方を前向きに問う人が増えたのではないでしょうか。『KANEBO』は『化粧=一人ひとりの内面にある“自分らしく”を支えるもの』でありたいと考えています。内面から生まれる“自分らしく生きたい”という衝動に対し、“化粧”は、ありたい自分を自由に表現するひとつのツールとなり得るのではないかと考えました。“変わりたい”と思う衝動は一人ひとりの中にあり、もしその衝動を縛る固定観念やバイアスを感じているならば、それを軽やかに超えていってほしい、このような考えを発信したく、『希望よ、超えてゆけ。』の...