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PayPay「100億円」キャンペーン キャッシュレス時代のプロモーションの課題とは?

統合プロモーション戦略センター 主宰 坂井田稲之

「PayPay祭り」ビックリが重なる意外な顛末

ソフトバンクとヤフーが仕掛けた「100億円」の巨額を謳うプロモーション「PayPay祭り」が、世間を驚かせた。

このプロモーションは、2018年12月4日から2019年3月末の期間に、対象店舗で「PayPay」を利用すると20%相当の"PayPayボーナス"が還元され、さらに抽選で40回に1回の確率で1会計10万円相当までの全額分の"PayPayボーナス"が戻る。ただし還元総額が100億円に達した時点で終了するという仕掛けだ。

この大盤振る舞いのプロモーションは、2018年12月13日夜に終了した。13日夕、Twitter上に「本日中に還元額が100億円に達する」という「怪文書」が投稿され、家電量販店などで「駆け込み決済」が集中。サービスが使えなくなり、その後、一時復旧したが午後10時に「終了」を発表。加えて不正利用問題も生じた。

とは言え、このところプロモーションは、なぜか物静かで良くも悪くもパワーを感じさせないものが多かった中で、大きな話題をつくった。プロモーションは本来、購買を「直接的」に動機づけるという大事な役割を担う。大向こうの客を惹きつけるパワーが生命線のはずだ。もちろん、だからと言って、劇薬・特効薬の類をのべつ幕なしに求めるのは違う …

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