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新聞各社が「終活」事業に活路 読者層と世代が合致し「終活相談窓口」を目指す

宮浦 慎

終活セミナー開催 墓探し仲介サイトを開設

相続の準備や身辺整理を元気なうちに進める「終活」。人生の締めくくりを考える世代を主な読者層とする新聞各社が、様々な関連事業に取り組んでいる。

終活セミナーでは、紙面での告知が集客に力を発揮。墓探しの仲介サイトを総合的な相談窓口へと育てることを目指す動きや、セミナー開催における新聞社間の協力もみられる。葬儀や墓、相続の準備だけでなく、健康法や認知症対策にも関心が広がっていることから、「終活」という表現を前面に出さないような配慮も目立つ。

産経新聞社は2013年から季刊の専門誌「終活読本 ソナエ」を発行している。少子高齢化が急速に進み、終活ブームが広がる中、新聞社発の信頼できる情報を届けるため創刊した。読者対象は新聞の主要読者と重なる50代以上の層。最新号の特集は「おひとりさまの安心終活術」だった。定期的に安否確認をする見守りサービスや、自治体による葬儀や墓の生前契約支援などを紹介した。

発行のきっかけとして、供養の大切さを世に伝える媒体が欲しいという葬儀業界側の要請もあった。2018年4月には、ラジオ大阪で毎週15分ほどの関連番組も始めた。

産経新聞社は雑誌と同名の墓探し仲介サイトを2014年に開設した。この事業を安定させ、将来的に相続や葬儀などを含めた総合的な終活相談窓口へと育てることを今後の目標に掲げている …

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