第54回宣伝会議賞では、応募資格を中学生・高校生に限定した「中高生部門」を新設します。中学生・高校生の皆さまにも、広告コピーとの関わり合いを通じて、コトバの魅力やパワーを実感し、もっと活用してもらいたい。こうした思いから、本部門を立ち上げました。自由な視点で課題に取り組み、それぞれの感性を生かしながらコトバを考え、磨き上げる。本部門が、そんな機会になれば幸いです。皆さまのご参加を、お待ちしております!
□応募資格
応募締切日の11月11日(月)時点で、国内外の中学校・高等学校(通信制含む)に所属する方
※応募対象外の方からのご応募は無効といたします。審査過程でご本人確認をさせていただく場合がございます。
□応募締切
11月11日(月)13:00
□贈賞内容
グランプリ1点、課題企業賞3点(各社1点)、ファイナリスト5点
□応募方法
協賛企業

ラジオを聴かない人に、ラジオを聴いてもらうためのコピーを考えて下さい。

河合塾に通いたくなる!!~高校グリーンコース(現役生対象)の魅力について表現してください~

なるほど!10代が思わず新聞を開きたくなるキャッチコピーを、どうぞ。
審査員
僕がコピーライターになった時からお手本にしている、「そうだ 京都、行こう。」というコピーがあります。言っている内容は、とても当たり前のこと。文章だって、決して難しくないですよね。けれど、言われてみると「たしかにそうだ!」と思ってしまう。たくさんの人が、「うん、賛成!」ってうなずく力がある。なぜか?そこにはちゃんと、素敵な発見があるからだと思うんです。いいコピーを書くってつまり、みんなの心をギュっとつかんではなさない「発見」に出会うこと。そのためには、普段の生活の中で、色んなことを観察し、色んなことに気づくこと。それがとても大切なんじゃないかと、僕は考えています。頭の中にある思い込みだけじゃ、いいコピーは書けません。自分のまわりにアンテナを張って、「発見」することからはじめましょう!

審査員長 渡辺潤平社 コピーライター/クリエイティブディレクター
渡辺潤平
1977年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。博報堂を経て渡辺潤平社設立。最近の仕事に、リオオリンピック日本選手団壮行会「とどけ!勇気」、渋谷PARCO「LAST DANCE_」、日経電子版「田中電子版」、千葉ロッテマリーンズ「挑発ポスター」、三菱地所グループ「三菱地所を、見に行こう。」など。
コピーなんて関係ないと思った人へ。もしもコピーを書けたら、ごめんねやありがとうをうまく伝えられる。好きな人をデートに誘うことも、仲間づくりもうまくいく。言葉を変えると、未来は変わります。たとえ1本でも挑戦してもらえたら嬉しいです。

電通 コピーライター 阿部広太郎
1986年生まれ。2008年電通入社。「世の中に一体感をつくる」という信念のもと、言葉を企画し、コピーを書き、人に会い、繋ぎ、仕事をつくる。宣伝会議コピーライター養成講座「先輩コース」講師、BUKATSUDO講座「企画でメシを食っていく」モデレーター。初の著書『待っていても、はじまらない。―潔く前に進め』(弘文堂)を出版。
広告コピーは、見た人が得をしないとダメなのかなぁと思います。「面白い!」でも「なるほど!」でもいいので、そこを意識してみてください。あと、できあがったら、周りの人に見せてみるのも大事です。

作家 白岩 玄
1983年生まれ。2004年「野ブタ。をプロデュース」で第41回文藝賞を受賞し、デビュー。2005年、同作は第132回芥川賞候補作になりテレビドラマ化され、70万部のベストセラーとなる。主な著書に「未婚30」「ヒーロー!」など。
『あたらしい』は広告を面白くします。『みたことある』は広告をつまらなくします。審査員がキャッチできないような豪速球、超変化球、大暴投なアイデアを楽しみにしています。

電通 CMプランナー/コピーライター 山本友和
大学院で爆薬を研究後、なぜか電通に入社。主な仕事に、ダイハツWAKE「WAKE兄弟」、キリン淡麗極上〈生〉「淡麗侍」、docomo Galaxy「進化ヲ、恐レルナ。」、午後の紅茶「オール・マイ・ティー」、カゴメ「高性能爆薬でつくる野菜ジュース」など。TCC最高新人賞、ACCシルバー、広告電通賞最優秀賞、毎日広告賞最高賞など受賞。