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社内報のつくり方

人柄伝わるトップの回答 コミュニケーションを活性化させる社内報

ビレッジハウス・マネジメント

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回はビレッジハウス・マネジメントの社内報制作の裏側に迫ります。

ビレッジハウス・マネジメント『GOOOOD LIFE』


賃貸住宅の管理運営を行うビレッジハウス・マネジメントの社内報が『GOOOOD LIFE』だ。トップからのメッセージやビジョンの社内共有、全国の社員・管理人とのコミュニケーションを活性化させることを目的として刊行する。

2020年冬号では「TOPの素顔 プライベート編」と題して共同最高経営責任者二人が社員からの様々な質問に答えた。「ブラジリアン柔術を始めたきっかけは?」「おススメのバンドや曲を教えて!」「最後に泣いたのはいつですか?」「歴代彼女で印象に残るのは誰?」「人生の転機は?」などフランクな質問に二人が包み隠さず回答。「社員から寄せられた質問は全部で99問。二人からは快く全問回答してもらいましたので、仕事編とプライベート編で2号に分けて全て掲載しました」と社内報を制作するコミュニケーション本部長の平田陽一氏は語る。

2021年春号では「ビレハのあゆみ」と題し、設立5年目を迎えた同社成長の跡を描いた。17年の事業開始時に11名だった社員数は18年の管理業務内製化で308名に増え、21年1月には1023名に至る急成長を示すグラフを配した。入居者同士のお花見大会の写真も掲載し、外国人入居者とのコミュニケーション円滑化を図るAI通訳機の導入などにも触れた。

社内各部門を紹介するのが「ビレハ部門訪問」コーナー。2021年春号では名古屋にあるオペレーション本部契約事務センターを取り上げた。社員一人ひとりのキャラクターにあった生き生きしたカットになるようにと、動きのあるポーズをたくさん撮ってもらうように依頼した。「撮影に慣れておらず緊張してしまったようで最初は苦笑いだった方も...

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