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社内報のつくり方

20〜50代社員の座談会も、アルプスアルパインのグループ報

アルプスアルパイン

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回はアルプスアルパインのグループ報制作の裏側に迫ります。

アルプスアルパイン『Alpinist』


電子部品・音響機器・カーナビゲーションの製造販売企業、アルプスアルパインのグループ報『Alpinist』は、社員一人ひとりのモチベーションアップと全体の一体感醸成のため発行する。

2020年冬号の巻頭企画では、多様性をテーマに、入社1年目の20代から50代のベテラン社員までが働き方、家庭、さらには恋愛事情まで率直に語り合う座談会を実施。50代社員は、娘世代がネット情報だけで見ず知らずの人と知り合うのは心配と話す。一方、入社1年目の女性はマッチングアプリだと相手の嗜好なども事前に知ることができると指摘する。

同誌編集部員で座談会参加者の小名浜・平製造部の今井祥太氏はSNSは交流関係を整理できる良い面もあるが、「自分は切られる方が多い(笑)」と会話を盛り上げる。グループ報を制作するアルプスアルパイン サステナビリティ推進室広報・IR課の村田今日子氏は「参加者がリラックスできるようお菓子を用意したりして、休憩中に雑談しているような雰囲気づくりをしました」と話す。

2019年秋号の巻頭企画では、自社のIoTビジネスの例を紹介した。工場内で作業者の体調を見守る「作業者見守りシステム」は、ヘルメットに装着したセンサで脈拍や温湿度、転倒・転落検知ができるようにし、自身で警報を発することができるスイッチも取り付けるなど工夫をこらしたと書く。

同社製品を解説する連載記事、「みんななるほどアルプスアルパインプロダクト」の2020年夏号では...

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