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社内報のつくり方

三井化学のグループ報、開発者インタビューや身近な話題で関心集める

三井化学

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回は三井化学のグループ報制作の裏側に迫ります。

三井化学『MCIねっと』


三井化学のグループ報『MCIねっと』は、経営情報のタイムリーな周知、グループ社員としての帰属意識の向上やモチベーションアップ、挑戦・革新的な企業文化の醸成を目的に発行する。

2020年秋号の名古屋工場特集では同工場で生産する紙おむつに使用される高機能不織布や、体温でフィットする新素材シートHUMOFIT®について各担当者に尋ねた。前者は紙おむつをはいた赤ちゃんのイメージカット、後者は素材を裏から触る手のひらのカットを載せ、BtoB商材を想起しやすくする。

職場紹介のコーナー「MCIをつくる人」、2019年秋号ではグループ会社、三井化学産資の建築資材部を訪ねた。上下水道を中心に多くの採用実績があるコンクリート面コーティング材スワエール®の担当者は、新用途展開への新規提案に励んでいると話す。また国内で高いシェアを持つ点字タイルの担当者は、海外展開を見据えていると力をこめる。

グループ報を制作する三井化学コーポレートコミュニケーション部広報グループの野口陽子氏は「同コーナーはグループ国内外会社問わず様々な職場に登場してもらい、取材ができないときは記入シートに職場より選出された名物社員に仕事への想いを記載してもらっています」と話す。

「知ってるようで知らないカガクのチカラ」は普段の生活で生じる疑問を、同社社員が化学で解き明かす連載欄。2019年秋号では「記憶がなくなるほど酔っ払っても帰宅できるのはなぜ?」を扱った。そこでは三井化学の研究員が、空間情報を管理する「頭頂葉」はお酒の影響を受けにくく、泥酔状態になっても指令を出せるからと説く。

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