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社内報のつくり方

若手の横断組織から「挑戦する」姿勢を可視化

東京電力フュエル&パワー

インナーコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回は、東京電力フュエル&パワーの社内向けツール制作の裏側に迫ります。

東京電力フュエル&パワー
『未来ジャーナル』

2015年4月、東京電力のホールディングス化に伴い、燃料調達・火力発電事業に特化した企業体として設立された東京電力フュエル&パワー。電力自由化や分社化といった変化の中で、ブランドスローガンとして掲げる「挑戦するエナジー。」を体現する企画を生み出すために、若手中心のプロジェクトチーム「アイデア発電所」が4月に始動した。

社内コミュニケーションの活性化を担っており、会議室などコミュニケーション空間の一新、管理職と新入社員が対話するワークショップの企画などを手がけている。社内向けツール『未来ジャーナル』の発行もその活動の一環だ。

「『未来ジャーナル』は、様々な挑戦に取り組む社員を社内に紹介し、他の社員に良い刺激を与えるためのツールと位置付けています」と編集長の池田正悟氏は説明する。例えば第7号では、品川火力発電所の有志メンバーが大井火力発電所跡地を活用するアイデアを出し合ったワークショップの様子を紹介するなど、社内の自発的な活動をレポートしている。

現場の視点も重視しており ...

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