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NTTデータ 広報部 主任 古場絢子さん(こば・あやこ)
2006年入社。金融系のシステムエンジニア業務を経験した後、秘書業務、クレジットカードシステムの商品広報を経て、現職に至る。プレスリリースの作成から、記者向けのセミナーまで幅広い広報業務に携わる。
データ通信やシステム構築事業を手がける業界最大手のNTTデータ。事業拠点は世界42カ国・地域、180都市にも広がる*1。広報部には約20人のスタッフが所属しており、報道対応や社内広報、リスク管理、グローバル広報まで手がけている。2015年11月には公式Facebookページを立ち上げ、自社の取り組みやビジョンを積極的に社外へ発信し始めた。そんなNTTデータの広報部メンバーの一員として日々社内外を奔走しているのが広報部主任の古場絢子氏だ。
*1 2015年9月30日時点
学生時代は情報通信工学を学んでいたという生粋の“リケジョ”である古場氏は、2006年の入社後金融系のシステムエンジニアとして活躍。その後、2011年にクレジットカードシステムの営業部門で、商品の広報を担当することになる。「広報の仕事は初めての経験。当時右も左も分からず、戸惑うことも少なくありませんでした。もっと広報のスキルを学びたいと思っていたとき、広報部の社内公募が出ていたので、手を挙げてみたんです」。
正式に広報部に配属されたのは2014年の春のこと。ターニングポイントとなったのは米ダラスで同年9月に開催された同社主催のグローバルカンファレンスでの試みだ。NTTデータグループは年に1度、グローバルビジネスに携わるリーダークラスが集い、今後のビジネス連携について議論する会合を行う。その中で初めて現地まで国内メディアを連れていくプレスツアーを実施した。「NTTデータのグローバル化の動きを知っていただくためには、メディアを誘致することが一番と考えました。現地には5人の記者を招き、記事化につながったのですが …