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IRの学校

新人IR担当広子と学ぶ 「株主総会、どうすれば盛り上がる?」

まぐまぐ 大森慎一

業績も好調に推移し決算期を迎え、いよいよ上場後初の株主総会の準備に取り掛かった広子。先行して準備に入っていた管理部総務課とのキックオフも問題なく終わり、分担もスムーズに決定。広子は意気揚々といつものセミナー室に飛び込んできた。

7時限目

株主総会の基本ポリシー

広子▶ おはようございます。いよいよ株主総会に向けて実行部隊のチームが結成されました。社長から「当社製品の愛用者には当社の株主にもなっていただきたい。そういう意味でも、上場後初の株主総会はフレンドリーな雰囲気を保ちつつ、成功裏に終わらせたい」との言葉をいただきました!

大森▶ いいねえ、フレンドリーな株主総会!IR型株主総会という概念も定着してきているし、昨今、株主総会が話題になることも多いからね。株主総会への個人株主出席率も上がっているんじゃないかな。しかも、発言する株主も本当に増えている。

広子▶ そうらしいですね。そういう背景もあって、最初の私の担当は株主総会の想定質問を完成させることなんです。総務課が作成してきた想定質問案に、IRチームがこれまでの情報発信や投資家との質疑応答などをもとに肉付けしていく役割なんですが …

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