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担当者が語るIRの現場

すごろくゲーム風のアニュアルレポートが高評価、タカラトミーのIR

タカラトミー 広報部IR課長 和佐原征一郎

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者によるリレー連載です。

世界的な賞で評価されたアニュアルレポート。双六ゲーム風の遊び心あふれるデザインが印象的。

タカラトミーは今年創業90周年を迎える長い歴史をもつ玩具メーカーです。最近10年間で2つの大きな変化がありました。2006年にトミーがタカラと合併し、11年にはグローバル化を加速させるためアメリカの玩具・乳幼児製品メーカーRC2 Corporationを買収いたしました。現在では売上高の約4割を欧米など海外が占めています。

IR課は06年の合併を機に新設されました。当社の魅力はユニークなおもちゃのラインナップにあり、機関投資家、アナリストの中にも当社のおもちゃをご愛顧いただいている方が沢山いらっしゃいます。IR活動においても、おもちゃの魅力を伝えることは重要であり、商品広報を担当する広報課と日ごろから連携を図っています。実際におもちゃに触れていただくことで当社の商品の魅力や戦略をご理解いただこうと、海外ロードショーではスーツケースにたくさんのおもちゃを詰め込んで出張をしています。

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