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長寿企業の極意・周年イヤーの迎え方

東京ディズニーリゾート、2000メディアを集めた史上最大の「ハピネス」とは

オリエンタルランド(東京ディズニーリゾート)

2013年4月、東京ディズニーランドは開園30周年を迎えた。1周年、5周年、10周年と節目ごとに周年事業を行ってきたが、30周年は大きな区切り。4月15日から340日間を「東京ディズニーリゾート30周年"ザ・ハピネス・イヤー"」として、昼のパレードや園内のデコレーションを刷新、スペシャルグッズやレストランメニューを提供するなどして盛り上げてきた。

周年事業の担当は、ハロウィーンやクリスマスなど季節イベントの企画も行うリゾートクリエイト部。2010年冬頃から企画を始め、過去の周年来場者のアンケートを分析すると、「周年だから久しぶりに来てみた」という声が多数あることに気づいた。「そういう方に、『やはり東京ディズニーランドはこういうところだよな』と納得してもらえる王道感を大切にしたいと考えた」と担当した西伸介氏は話す。30年にわたり、"夢がかなう場所"としてゲストを迎えてきた東京ディズニーランド。史上最大の"ハピネス"を生み出し、分かち合う特別な1年にすることを基本方針に、営業や広報とコンセプトの伝え方、コンテンツ部門とパレード開発の打ち合わせやグッズ、メニュー開発方針の打ち合わせを重ね、約2年かけて準備した。

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