日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

長寿企業の極意・周年イヤーの迎え方

記念行事は、社員が当事者意識を持ついい機会

昭和フロント

133_01.jpg

事業内容を伝えるノベルティ
周年記念で企画したノベルティの1つ。アルミニウム製の置物で、周年ロゴをかたどっている。ノベルティは、社員、OB、取引先の三者に向け、それぞれ企画したものを配布した。

店舗用のアルミニウム建材メーカー・昭和フロントは、前身の昭和コーニアの創業から今年で50周年を迎えた。社内では今年6月の創業記念日に向け、2012年7月に周年事業の実行委員会を開設。「感謝・ねぎらい」「セールス活性化」「ブランディング」の3点を活動内容に掲げた。社外の顧客を対象にした周年記念の取り組みを行うのは、同社が三和グループ傘下になってから初めて。社員が記念行事にホスト役として参加することで「当社の取り組みに、より当事者意識を持って向き合う機会を作ることを狙いました」と佐藤宏取締役は話す。

「感謝・ねぎらい」の取り組みとして、社員や取引先向けに周年記念で新たに企画したノベルティを配布したほか、8月に自社製品を使った秀逸な建築作品を表彰する「ストアフロントコンクール」の表彰式を兼ねた記念パーティーを取引先や販売代理店の関係者を招き開催した。パーティーには「セールス活性化」の要素も盛り込み、遠隔地からの招待客は、交流の一環で各地の事業所の社員が現地から会場までエスコートしたほか、50周年記念の新商品の発表もブースを設置して行った。

あと59%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

長寿企業の極意・周年イヤーの迎え方 の記事一覧

記念行事は、社員が当事者意識を持ついい機会(この記事です)
日本上陸50周年のHP、家族をもてなすイベント開催
社内公募で260企画を集めた福助の130周年事業
140周年記念展を全国で開催、トップメッセージも発信

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
広報会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する