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アクティベーションツール

細かな視聴分析と柔軟な配信を両立

平井健一郎(unerry)

販促に欠かせないツール・手法ごとに毎号、活用アイデアが抜きんでた例を紹介。各領域の“目利き”である専門家が選んだ事例と分析を、次なる企画のヒントに。

    OOH

    ジェイアール東日本企画/MASTRUM

前号ではビッグデータを活用してOOHでできるようになったことをいくつかご紹介した。今回は、このようなテーマに具体的に取り組んでいる媒体事業者の事例をひとつご紹介したい。

OOHの配信プラットフォーム

ジェイアール東日本企画は、昨年10月にOOHのマーケットプレイス「MASTRUMマストラム」を開始した。GPSやBeaconに基づく人流ビッグデータをベースにした媒体接触者数をもとに、OOHメディアの取引がされるとともに、広告費用対効果の可視化ができるようになった。リリース第1弾では、JR東日本の車内サイネージ「トレインチャンネル」と駅構内サイネージ「J・ADビジョン」の合計約34,000面が本プラットフォームで配信される。

電車内や駅構内のDOOHでフレキシブルな配信が可能に。

同社メディアソリューション推進センターによると、Webやテレビに比べて効果指標整備が後れをとっている交通広告においても昨今広告主から視聴者データの開示が強く求められてきたという。特に、コロナ禍が落ち着いて...

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