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アクティベーションツール

OOHならではの企画の肝とは?

平井健一郎(unerry)

販促に欠かせないツール・手法ごとに毎号、活用アイデアが抜きんでた例を紹介。各領域の“目利き”である専門家が選んだ事例と分析を、次なる企画のヒントに。

    OOH

    オプテージ/mineo「広告フリー」オプション

これまでの号でもさまざまなOOH活用事例を紹介してきたが、OOHならではの大きな特徴のひとつにリアルな空間そのものをメディアとして活用できることが挙げられる。見慣れた景色の中に突如非日常的な体験を提供し、思わず人に伝えたくなる広告をつくり上げることができる。その結果、リアルで接触した人だけでなく、ソーシャルメディアやニュース等を通じて、広告がある種のコンテンツとして多くの人に拡がっていく。今回は、そんなOOHの可能性を企画の視点から深掘りしていきたい。

思わず手が触れるスマホ広告

携帯電話サービス「mineo」が10月より京王新宿駅で実施している「広告フリー」オプションのOOHもまさにその一例だ。「広告フリー」は、パケット消費に大きな影響を与える広告表示における通信量をカウントしないことによって、毎月の容量オーバー(通称ギガ死)を防いでくれる画期的なサービスだ。

本事例では「思わず手が触れるスマホ広告」として、人々が日常的に触れるエスカレーターの手すりを媒体として活用。普段スマホ画面でコンテンツを見ていく中で突然広告が出現し、思わず触れてしまうあの光景を現実世界で再現している。

エスカレーターの手すりに提出された「思わず手が触れるスマホ広告」。どのように手を置いてもバナーに触ってしまう絶妙な間隔でレイアウトされているのがポイントだそうだ。

広告は「見られないもの」

本広告を企画した株式会社人間の岡シャニカマ氏によると、「広告フリー」という訴求の難しい...

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