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アクティベーションツール

リアルメディアの価値をデータで示す

平井健一郎(unerry)

販促に欠かせないツール・手法ごとに毎号、活用アイデアが抜きんでた例を紹介。各領域の“目利き”である専門家が選んだ事例と分析を、次なる企画のヒントに。

    OOH

    unerry/Beacon Bank

2024年になり本連載も6年目を迎えた。これまでOOHを活用している広告主や媒体事業社の様々な取り組みを紹介してきたが、今回は私自身の取り組みについても紹介させていただきたい。

私の所属するunerryは、スマホ経由で取得される約3.9億IDの人流ビッグデータを保有するBeacon Bank事業を手掛ける。GPSによる網羅的な人流捕捉から、ビーコンログによる、より細かな人の動きまで取得できるのが大きな特徴だ。特に後者では全国で216万個のビーコンと連携しており、例えば建物内の何階のどの場所にいるか、地下鉄のどの改札付近にいるのか、などが把握できる。

リアルな空間をメディアとして活用するOOHにおいても、このデータは効力を発揮する。従来OOHは「どんな人が何人接触したのかわからない」「媒体に接触した人が最終的にどんな行動を取ったのかわからない」といった課題から、特にデジタル広告に慣れ親しみ、数字での運用を基本にマーケティングを行なう広告主の選択肢に挙がりづらい状況にあった。

しかし、人流ビッグデータを活用することで、それらの課題に対して以下のようにアプローチできる。

どんな人が何人接触したか?

いわゆるオーディエンス・メジャメントに関連するこの課題に対して、人流データは定量/定性の両面での評価が可能だ。
❶定量面…

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