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東急プラザ銀座、「何でも揃う街」でどう特色を出すか

東急プラザ銀座

銀座エリア最大級の商業施設「東急プラザ銀座」が2016年3月に開店する。三越銀座店のリニューアルや、17年竣工予定の松坂屋銀座跡地の再開発と合わせ、銀座が変わろうとしている。

1階路面店には高級ブランドが並ぶ。通りから3階にある東急百貨店の新業態「HINKA RINKA(ヒンカ・リンカ)」に直結するエスカレーターも特徴。

東京・銀座の数寄屋橋交差点に、同エリア最大級の商業施設「東急プラザ銀座」が2016年3月31日にオープンする。

東急百貨店や東急ハンズは新業態を出店し、ロッテグループは都内最大の「市中空港型免税店」を運営する予定だ。地上11階・地下2階で、延べ床面積は約5万平方メートル。全13フロアに125店舗が出店する。みゆき通りに面する1階と2階には高級ブランドの路面店を集結した。通りの角には、三菱電機が体験型イベントを定期的に開催するイベントスクエア「METoA Ginza」を開設する。

市中空港型免税店とは、通常の免税店が消費税のみを免除するところ、消費税、関税、酒税、たばこ税が免除になる。対象者も訪日観光客だけでなく、日本から出国する日本人も買える。ただし、購入時にパスポート、航空券などの提示が必要で、商品も空港で受け取ることになる。

銀座エリアではもう一店舗、三越銀座店の8階1フロアすべてを使い、市中空港型免税店がオープンする予定だ。

12月10日の記者発表で東急百貨店の二橋千裕社長は、訪日客の取り込みについて、「特別にターゲットとしているわけではない」と強調した。しかし、銀座エリアはかねてより訪日観光客が多く集っている上、東急百貨店は、「東急プラザ銀座」全館の免税代行を受託している。レジでの決済のやり方も、海外で主流の、客前でクレジットカードを通す「完全面前決済」に変えた。販売員にはタブレット端末を持たせる。訪日客獲得競争は自然と加熱しそうな気配だ。

何でも揃う銀座で特色となるのは

外観は、日本の伝統工芸「江戸切子」をモチーフにデザインした。

「東急プラザ銀座」は、日本の伝統工芸である江戸切子をモチーフに、細かくカットを入れたグラス、あるいはつづら折りのような、特徴的な外観をしている。すべてガラス張りで ...

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