経営を支援する言葉づくりの現在
広告から企業の経営に必要な言葉に目を向けると、そこにはどんなトレンドがあり、どんな言葉が必要とされているのだろうか。コーポレートブランドのコンサルタントとして企業理念やスローガン等の開発を手掛ける電通の望月真理子さんに話を聞いた。
企業コミュニケーションの中で「言葉の力」が求められる場面が広がっている。例えば、企業スローガンや事業コンセプト開発、スタートアップのミッション開発など、組織やチームメンバーの意識を統一し指針となるような“インナー”向けの言葉。一方で、メディアで引用され、SNSで拡散する、世の中で話題化させる際の“見出し”となる言葉もまた求められている。それに伴い、コピーライターの活躍する場面は広がり、同時に求められるスキルも変化しているようだ。本特集では、現在の企業コミュニケーションの中で求められる新しい言葉のあり方とそのクリエイティブを取材。広告と言葉の最前線に迫る。