『Arts and Media,volume 13』
(大阪大学大学院 人文学研究科芸術学専攻 アート・メディア論研究室)
2023年7月、大阪大学大学院人文学研究科芸術学専攻アート・メディア論研究室が発行する「アート」と「メディア」の関係性を探る雑誌『ArtsandMedia』の第13号(全240ページ)が上梓された。特集は「音/映像──記録と表現」。音や映像が、どのように声ならぬ声を掬すくいあげるのか、その記録と表現についての考察がさまざまな視点からなされている。
黒いA5サイズの本は、のどの真ん中の部分が半円形にくり抜かれており、本を開くと円を中心に、等間隔に黒い線が広がる。線はリッチブラックでプリントした上にエンボス加工を施し、溝が刻まれたような見え方だ。レコード盤をイメージしてつくられた。くり抜かれた方の円形の部分は、第1~13号の巻頭文を集めた「巻頭言特集」として付録にした。
デザインを担当したのは...
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