すみや 紙袋・包装紙・ステッカー
長崎県の名産品を販売するすみやは2023年1月、同名の土産物店の紙袋と包装紙、ステッカーをリニューアルした。デザインを担当したのは、デジマグラフ(長崎市)のデザイナー矢澤拓隼さん。「すみや」の店舗がある長崎街道は北九州市から長崎市までを繋ぐ街道で、ここを通じて砂糖文化が広まった歴史から「シュガーロード」と呼ばれている。地域振興の一環としてクライアントからはシュガーロードをテーマにデザインしてほしい、という要望があった。地元で長く続く特産品ブランドや土産物店の紙袋は、伝統的な昔ながらのデザインも少なくない。それらと差別化しようと、修学旅行生をメインユーザーに設定した。「制服姿の中高生が持ちたいと思ってもらえる、かわいいデザインを目指しました」と矢澤さんは説明する。
グリーンとピンクの格子状の...
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