ビー・エム・ダブリュー(以下、BMW)は2018年を「year of『X』」と定め、同社が展開する「X」モデルのプロモーションに注力している。日本でも4月の新型発売を皮切りに、新しい施策が始まっている。
前例のない日本独自のコンテンツ制作
BMWは4月16日、「X」モデルの新型「BMW X2」の発売にあたってプレス発表会を開催し、「新しい地図」の香取慎吾さんがX2のブランドフレンドに就任することを発表した。5月からは日本における本格的なプロモーションをスタートしており、香取さんが出演し、激しいラップとダンス披露するWebムービーを公開。さらに、ムービーの世界観をもとに香取さんが車体の展開図にスケッチし、それを本物の車体に描き上げたラッピングカーを六本木アートナイトで展示した。
BMW コミュニケーション・サブライン・マネジャーの井上朋子さんは、「グローバルで共通するコミュニケーションの指針は、デジタル施策をメインに据えて、30~40代の新規層をターゲットに設定することでした。Xモデルは、X1からX6まで展開していて、それぞれの型にはブランドのイメージを表す言葉がグローバルで設定されています …