渋谷に出現した謎の屋外広告や人気ロックバンド ONE OK ROCKの初テレビCM出演で話題を呼んだ、本田技研工業のブランドキャンペーン「Go, Vantage Point.」。その新展開がスタートしている。


ONE OK ROCK×HondaJet「Go, Vantage Point.」テレビCM。
本田宗一郎が夢見たジェット機をCMに
第2弾となる「Go, Vantage Point.」のテレビCMに登場するのは、ホンダの小型ジェット機「HondaJet」だ。CMの舞台はアメリカの都市。交差点の真ん中で、ONE OK ROCKの新曲「Change」の軽妙なリズムに合わせて気持ちよく踊りながら、交通整理を行う警官がいる。その彼の目の前に、やがて大きな物影が。交差点に現れたHondaJetの存在感にあっけに取られ、主役の座を譲る警官。ジェット機は道を走りながら加速し、やがて街の上空高く、雲の上へと飛び立っていく――。
「Go, Vantage Point.」は、昨年6月にNEW CIVICをテーマにONE OK ROCKのメンバーや映画監督の庵野秀明さんが出演する広告を展開した。第2弾となる今回は、HondaJetをテーマに、ONE OK ROCKはサウンドエンジニアとして参画した。
本田技研工業 営業企画部 商品ブランド課 樋口裕紀さんは、「前回から引き続き、普段生活の中でホンダと接点のない人にも、ホンダの精神を感じてもらうことを目的にしています。今回は、ホンダの事業の多様性を象徴する商品として、ジェット機を選びました。第1弾はCIVICをテーマにしたので、今回もクルマの広告だと思っていた人も多いかもしれません。その思いをいい意味で裏切りたいと思いました」と話す …