王子ネピアは2013年11月5日、ブランディングムービー「Tissue Animals(ティシュ・アニマルズ)」を公開した。1枚のティッシュがさまざまな生き物に変化するコマ撮りムービーは6日間かけてすべて実写で撮影された。
01 「Tissue Animals」。木から小鳥、カエル、ワラビーへ...と1枚のティッシュが次々と変化する。誠実で謙虚なメッセージを届ける姿勢を、最後のコピー「いい紙づくりは、いい森づくりから。森に、ありがとう。」に落とし込んだ。
CSR活動への入り口として
「Tissue Animals」の制作の目的は、王子ネピアの森林保全活動についての周知を広めること。同社は元々世界で47万ヘクタールの「王子の森」を持ち、2011年から主力のnepia商品に「FSC 認証紙」(責任ある森林管理を推進する国際基準を満たした紙)を採用するなど、実績を重ねてきた。「商品の背景にあるこの活動にいかに興味を持ってもらい、知ってもらうかが課題でした。そこでCSR活動と商品をもっと近づける施策ができないかと相談したんです」と王子ネピア マーケティング本部 商品企画部 主幹の齋藤敬志さんは言う。