IDEA AND CREATIVITY
クリエイティブの専門メディア

特集 話題を生む! オンライン動画

心に残る動画体験を生む4つの方法

本山敬一(SIX)

「話題になる」はあくまで通過点。動画を制作する真の目的は、心に残るブランド体験を生み出すことにある。「YouTube Pulse」に登壇したSIXの本山敬一さんの話から、4つの動画の事例をもとに、心に残るオンライン動画づくりにおいて守るべきルールを解説する。


01 ロッテ カフカ「ふかふかかふかのうた」
子どもが反応する「定位反射」という現象を利用。次々と音楽や映像に新しい展開を与え、子どもに泣くことを忘れさせる仕組み。

ユニバーサルインサイトに着目する

「話題になる動画をつくってほしい」。よくクライアントから映像制作を依頼されるときに聞く言葉です。でもただ話題になり、多くの人に見てもらい、ヤフーニュースで取り上げられたらそれが成功かというと、そうではありません。一瞬だけTwitterのタイムラインを埋めつくして3カ月後には誰も覚えていない。そんな動画ではなくて、1年後も3年後も、できれば一生覚えている、人の心に残る体験をつくりたいと思って、動画づくりに取り組んでいます。

今回は、オリジナルコンテンツをつくる、イベントをライブストリーミングで中継する、YouTuberやアーティストとコラボレーションする、カルチャーとコラボレーションする、という4種類の事例を紹介します。

1つ目のオリジナルコンテンツの事例としてSIXが手がけたものに、ロッテのソフトキャンディ カフカの動画「ふかふかかふかのうた」が挙げられます。現在700万回以上再生されていますが、その理由はこれが「子どもが泣き止む動画」だからです。科学的な裏づけをとり、調査結果として実際に96.2%の赤ちゃんが泣き止むというデータと共に、動画をリリースしました。動画を自分たちがメッセージを伝える手段としてだけとらえるのではなく、ユーザーにとって役立つ、嬉しいツールとして利用してもらうこと。それによって何度も見てもらい、ファンになってもらえます。

あと71%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

特集 話題を生む! オンライン動画 の記事一覧

人気YouTuberが語るヒット動画の秘訣
フィルムの中の女の子と触れ合えるMV
見たことのない映像から生まれる強さ
PRと相性抜群! 自治体発の動画キャンペーン
ブランドを高めるバズムービー
心に残る動画体験を生む4つの方法(この記事です)
木村健太郎さんインタビュー「海外事例に学ぶ 見たくなる動画の設計手法」
老舗新聞社・信濃毎日新聞が鉄拳と異色のコラボ
王子ネピアがティッシュを使ったコマ撮りムービーを公開
映像クリエイターの表現を最大限に引き出す――Dell Precisionシリーズ
商品説明を強力なエンタメに昇華!東京ガス「ガスの仮面」
グーグル 水野有平さんが語る「動画でもっと企業とユーザーは近づける」
540万回目撃されたスプライトの「爽快」体験

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
ブレーンTopへ戻る