9月30日、第60回「宣伝会議賞」、朝日酒造の協賛企業賞受賞作品を基にした料理教室イベントが都内で開催された。アイデア実現のきっかけとなったのは「企画意図」。本記事では、同イベントの様子をレポートする。
「宣伝会議賞」作品活用事例①
ぐっち夫婦のレシピと共に日本酒とのペアリングを楽しむ

(写真左から)ぐっち夫婦、百石奈央氏、渡邉大輔氏、木村ちひろ氏。
料理教室イベント「この一皿、どう楽しもう?」には、同社のメールマガジンKUBOTAMAILNEWS会員を対象に募集を行い、抽選で選ばれた12名が参加した。当日は料理家・ぐっち夫婦が提案する手軽で簡単なおつまみをつくり、おつまみをよりおいしく、より楽しむための“隠し味”として「久保田」とのペアリングを提案。百石奈央氏のコピーをもとに木村ちひろ氏がデザインしたランチョンマットと共に、参加者は料理と「久保田」を楽しんだ。

食器と酒器を赤い糸でつないだデザインに「『相乗効果のある日本酒と料理の関係』を表現するため、食器と酒器を乗せたときに赤い糸で結ばれるようなレイアウトに。糸だとわかりやすくするために、赤いライン自体とコピーを刺しゅう糸でステッチしたようなデザインにしました」(デザイナー 木村ちひろ氏)。
日常生活で体験可能で再現性のあるアイデアを
朝日酒造の課題は、「20代・30代の若年層が日本酒『久保田千寿』に興味を持って飲みたくなるアイデア」。朝日酒造の渡邉大輔氏は、「応募いただいた作品を見た最初の感想は、『久保田千寿』の捉え方に...
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