日本でもMVNO（Mobile Virtual Network Operator）事業に参入する企業が増えるなか、イオンモバイルは2022年度より「イオンモバイルブランドメッセージコンテスト」を開催。ブランドメッセージ“えらべるって、うれしい。”の実現に向けてお客さまとともにイオンモバイルのブランドをつくる取り組みとして、2023年度はMVNOのイメージを向上させるアイデアを、学生を対象に募集しました。審査会を経て、受賞した学生の声を紹介します。
会場：e-Create Space
イオンモバイルが主催した「イオンモバイルブランドメッセージコンテスト2023」の審査会が東京都内にて6月17日、開催された。応募者の大学生はオンラインにて参加し、提出した作品について自らプレゼンテーションを実施。4名の審査員による議論を経て、部門賞・優秀作品賞・イオンモバイルアイデア賞の計6点が決定した。
| 【コンテスト概要】 | |
|---|---|
| 課題 | MVNOのイメージをアイデアで向上させてください。 |
| 応募作品 | キャッチフレーズ部門／企画部門／映像部門 |
| 応募期間 | 2023年4月4日（火）～2023年5月31日（水） |
| 対象者 | 2023年4月時点で、大学、大学院、専門学校、短期大学に所属している、広告・マーケティング・クリエイティブに興味がある方。（チーム申込可／他大学メンバーチーム可） |
webサイトはこちらから
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部門賞
キャッチフレーズ部門
あなたに追いつく、スマホプラン
MVNOの持つ「格安」「柔軟に選べる」という表面的な価値の裏側には、どんな本質的な価値があるのかを考えました。スマホを使う人、スマホを買おうとしている人、様々なシチュエーションで、人は何を感じているのかを想像しながらことばを探しました。審査の際、このキャッチフレーズの別の捉え方をご提案いただいたことがとても印象的でした。そして改めて、ことばの力を信じていこうと思える貴重な経験となりました。このコンテストに関わった全ての方々に感謝し、これからの活動のそばに今回の経験と記憶を添えておきたいと思います。
中央大学
経済学部
経済情報システム学科
門田 睦さん
※審査の結果、企画部門と映像部門の部門賞は該当なしとなりました。
優秀作品賞
キャッチフレーズ部門
“わたしだけの”を求めるから
この度、優秀作品賞をいただくことができ大変光栄です。「大学生になったことだし」という言葉に背中を押され、これまで興味があったキャッチコピーの世界への第一歩として、本コンテストに挑戦させていただきました。
他人の人生の中でのスマホの使われ方を描写し、それと自分のものとを比較することで、人とスマホプランが違うということを、『当たり前のこと』として感じられるようになるという工夫をしております。MVNOの自分に合ったプランが選べるという魅力がきちんと伝わっていれば幸いです。関係者の方々、このような素敵な場を設けてくださり誠にありがとうございました。
北海道大学
教育学部
金井大和さん
企画部門
ケータイもトップバリュ
リサーチの段階でMVNO全体の印象を向上させるのは諦めました。MVNOが他の大手通信キャリアよりも不安定であることが否定できない以上、MVNOを全面に押し出して広報することでは消費者の不安を払拭できないと考えたからです。そしてイオンモバイルだけなら印象の好転が図れないかと考え、思いついたのがこの企画です。
考え方がつまらないところがコンプレックスだったのですが、今回優秀作品賞をいただけたことで自分の考え方にも良い所があるかもしれないと思えました。普段接しないような、リアルな企画を考えるのがとても楽しかったです。ありがとうございました。
多摩美術大学
美術学部
情報デザイン学科・情報デザインコース
片山祐美子さん
イオンモバイルアイデア賞
優秀作品とは別に、イオンモバイルおよびコンテスト事務局として、着想の視点を評価したい作品を選出した特別賞です。
キャッチフレーズ部門
ちょびっとbit
慶應義塾大学 文学部 人文社会学科 |
企画部門
MVNOのスマホとMNOのスマホのどちらかを手に進む人生ゲーム
～あなたはどちらを選びますか？～
東京経済大学 経営学部 |
映像部門
MVNOをPRするアイデア
放送大学 教養学部 教養学科 |
審査を終えて 審査員コメント
クリエイティブ・アイデアを考える行為は、もっとも自由で、もっとも能動的な行為です。なので、コンテストにエントリーすることは、クリエイティブな行為そのもの。それは賞賛に値します。素晴らしい！考え抜くことでしか辿り着かない思考の飛躍、それこそがアイデアです。それは爽快でとても気持ちが良いもの。みなさんにも、その過程を経験してほしいし、その喜びを味わってほしいと思います。めげずに頑張ってください。
EVERY DAY IS THE DAY
Creative Director／Co-CEO
佐藤夏生氏
企画するという言葉の中には「企てる」とあります。仕事とはまた違うわけですから「正しさ」よりも「楽しむ」ということを意識するのがいいと思います。その企画やコピーで、まず自分がワクワクするのか。「今すぐにでもプレゼンしたい！」そんなところまでいけるといいですね。その空気は、プレゼンできっと伝わる。このコンテストのいいところは、ちゃんと直接自分の熱や想いをぶつけられるということだと思います。
meet&meet
コピーライター／クリエイティブディレクター
小藥 元氏
具体商品・ブランドではなくMVNOというカテゴリーの魅力を訴求するという今回のお題は、非常に難しかったと思います。それにもかかわらず、今年は、作品の質も量もパワーアップした印象です。皆さんの発想力、企画をまとめあげるストーリー構築力に驚くとともに、プレゼンテーションも素晴らしかった。企画することの面白さ、自分のアイデアを人に伝えるコミュニケーションの難しさの双方を経験できる素晴らしい場に同席させていただき、大きな刺激をいただきました。
宣伝会議
出版・編集取締役
月刊『宣伝会議』編集長
谷口 優氏
MVNOという馴染みのないワードにもかかわらず、コンテストに果敢にチャレンジいただいた学生の皆さまに厚く御礼申し上げます。長年、MVNO業界に従事している私にとって、皆さまからのプレゼン内容は感無量の一言。短時間でアイデアをまとめ、堂々とプレゼンされている姿は本当に素晴らしかった。皆さまにとってこの経験が、ご自身の次のステップに役立っていただければ幸甚です。それでは、皆さまの今後のご活躍を楽しみしております。
イオンリテール
イオンモバイル事業部
イオンモバイル商品統括
マネージャー
井原龍二氏
お問い合わせ
イオンモバイルブランドメッセージコンテスト実行委員会
https://aeonmobile.jp/contest/ambmc2023/
