広告を取り巻く環境が大きく変わる中で、宣伝部門に求められる役割も大きく変わりつつあります。広告戦略のプロフェッショナルとしてだけでなく、デジタルも含めたマーケティング全般へと、期待される役割は大きく広がりつつあると言えるでしょう。今、まさに社会環境は変化の途上。宣伝部も、それに合わせた変革の真っただ中にあります。だからこそ、宣伝部門にとって広告戦略の策定のみならず、組織体制や人材育成も大きな課題になっています。
前例が通用しない時代に、宣伝部門を率いるリーダーの皆さんは、どのような意識と戦略で、この状況に立ち向かおうとしているのでしょうか。注目44社の宣伝部長に、広告戦略の方針を聞きます。
37 ピップ
顧客と接点持ち続けられる施策を
新奇性の高い商品も、消費者に認知されなければ無駄になる。広告・宣伝部門は企業と消費者をつなぐ重要な部署。購買意欲向上につながる結果を出し、継続的に投資を行い顧客との接点を持ち続けられる環境を維持したい。
部門人数と平均所属年数 | |
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部門人数 | 30人 |
平均所属年数 | -年 |
今年注力したい施策・領域
● 企業のブランド価値を向上させること
● 商品の売上を宣伝施策で高めること
● 見込み客の発掘(リードジェネレーション)
38 ポーラ
プロデュース&ディレクション力の強化目指す
情報接触環境、テクノロジー、価値観多様化が進む中で新しいコミュニケーションの手法開発が必要だがスピード感含めてうまくできていない。統合的なプロデュース力、ディレクション力、プレゼン力の向上。
部門人数と平均所属年数 | |
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部門人数 | 27人 |
平均所属年数 | 約3年 |
今年注力したい施策・領域
● 企業のブランド価値を向上させること
● 海外市場向けの宣伝・ブランディング施策
● 部門内の人材育成
39 ポッカサッポロフード&ビバレッジ
ビジネスフレームワークの活用を推進
マーケテイングの本質を理解し、基本的なフレームワークを身につける。特に「戦略志向」 …
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