広告を取り巻く環境が大きく変わる中で、宣伝部門に求められる役割も大きく変わりつつあります。広告戦略のプロフェッショナルとしてだけでなく、デジタルも含めたマーケティング全般へと、期待される役割は大きく広がりつつあると言えるでしょう。今、まさに社会環境は変化の途上。宣伝部も、それに合わせた変革の真っただ中にあります。だからこそ、宣伝部門にとって広告戦略の策定のみならず、組織体制や人材育成も大きな課題になっています。
前例が通用しない時代に、宣伝部門を率いるリーダーの皆さんは、どのような意識と戦略で、この状況に立ち向かおうとしているのでしょうか。注目44社の宣伝部長に、広告戦略の方針を聞きます。
01 赤城乳業
マーケティング領域の強化を目指す
営業本部からの独立、また業務が他分野にわたるため、マーケティング全ての面で学習、強化が必要。
部門人数と平均所属年数 | |
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部門人数 | 6人 |
平均所属年数 | 約4年 |
今年注力したい施策・領域
● 営業(販売・店頭)部門との連携
● 商品開発部門(事業部門)との連携
● 部門内の人材育成
02 アサヒ飲料
環境変化に負けない人材育成が必要
急激な環境変化に対応するために継続的な人材育成、スキル向上が必要である。
部門人数と平均所属年数 | |
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部門人数 | 20人 |
平均所属年数 | 約5年 |
今年注力したい施策・領域
● 企業のブランド価値を向上させること
● 部門内の人材育成
03 アサヒグループ食品
コミュニケーションデザイン力の向上へ
コミュニケーション(クリエイティブ)デザイン力を更に高めていくこと。マス/デジタル双方のメディア目利き力を一層向上させること。
部門人数と平均所属年数 | |
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部門人数 | 45人 |
平均所属年数 | 約5年 |
今年注力したい施策・領域
● 商品の売上を宣伝施策で高めること
● 継続的な購買の促進(リテンション、リピーター獲得施策)
● メディアの効率的なプランニング・バイイング …
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