広告を取り巻く環境が大きく変わる中で、宣伝部門に求められる役割も大きく変わりつつあります。広告戦略のプロフェッショナルとしてだけでなく、デジタルも含めたマーケティング全般へと、期待される役割は大きく広がりつつあると言えるでしょう。今、まさに社会環境は変化の途上。宣伝部も、それに合わせた変革の真っただ中にあります。だからこそ、宣伝部門にとって広告戦略の策定のみならず、組織体制や人材育成も大きな課題になっています。
前例が通用しない時代に、宣伝部門を率いるリーダーの皆さんは、どのような意識と戦略で、この状況に立ち向かおうとしているのでしょうか。注目44社の宣伝部長に、広告戦略の方針を聞きます。
29 東芝ライフスタイル
注目分野の戦略に加え、長期的な視点が必要
包括的なデジタルマーケティング戦略、オウンドメディアと前線の連動戦術、長期的視野に立ったブランド向上戦略。
部門人数と平均所属年数 | |
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部門人数 | 4人 |
平均所属年数 | 約2年 |
今年注力したい施策・領域
● 企業のブランド価値を向上させること
● 商品の売上を宣伝施策で高めること
● 営業(販売・店頭)部門との連携
30 東洋ゴム工業
コミュニケーションに市場創造の視点を取り入れる
市場創造を前提としたコミュニケーション活動。ブランドの認知、イメージ構築に主が置かれているが、マーケット創造の活動も見据えたい。
部門人数と平均所属年数 | |
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部門人数 | 7人 |
平均所属年数 | 約2年 |
今年注力したい施策・領域
● 企業のブランド価値を向上させること
● 商品の売上を宣伝施策で高めること
● メディアの効率的なプランニング・バイイング
31 日清オイリオグループ
広告活動がコンバージョンに与える影響を意識する
顧客の購買行動に関わる過程において、広告活動により発生する影響要因が及ぼすコンバージョンの結果を意識したPDCAサイクルの強化 …
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