昨年新設された「中高生部門」。今回は計5421点の作品が集まりました。また、今回はゴールド・シルバー・ブロンズの三賞も新設しました。栄えある14作品を、発表いたします。受賞作品はどれも中高生らしさが表現された、クオリティの高いものが揃います。受賞された皆さん、おめでとうございます!
菅公学生服【キャッチフレーズ】
カンコーの洗える制服をすすめたくなるキャッチフレーズ
グランプリ
クリーニングじゃ明日の告白に間に合わない。

千葉県立千葉商業高等学校 勝山葉月(18歳)
単純に自分の好きだなと思ったものを投稿した今回の菅公学生服さんのキャッチフレーズ。難しいことを考えていなかっただけに、グランプリの報告があったときは驚き、信じられませんでした。私自身が、この春で高校を卒業し、一生、学生服を着る機会がなくなってしまうので、今回のグランプリ受賞は私にとって、奇跡的なタイミングでした。選んでいただき本当に光栄に思います。自分が3年間をともにした制服にもさらに愛着が湧きました。一生の記憶に残る経験をさせていただき、ありがとうございました。
[講評]
「個別審査の段階でも際立っていた」との声が挙がるほど、抜きんでて完成度の高いコピーが、第2回「中高生部門」の頂点に輝きました。昨年に引き続き、中高生の等身大の気持ちが真っ直ぐに表現された作品を選びたいとの考えの下、審査を行いました。
10代の若者にとっては、「受験」もさることながら、やはり「恋愛」は一大関心事であり、「告白」は一大イベント。このコピーには、中高生ならではのそんなドキドキが詰まっていて、有無を言わせぬ説得力がありました。全審査員が納得のグランプリです。
マテル・インターナショナル【キャッチフレーズ】
UNO(ウノ)が毎日したくなるようなキャッチフレーズやアイデア
準グランプリ
UNOは持ってる。パンツは忘れた。

学生 持田勘多(17歳)
準グランプリをいただき、ありがとうございます。さて、ここでひとつ、この機会に是非言っておきたいことがあります。受賞コピーは旅行中の実体験を基にしていますが、僕が実際に忘れたのは靴下です。パンツではありません。なのでUNOの課題を見たときはまず、「UNOは持ってる。靴下は忘れた。」と書きました。でもこれじゃ面白くない …