世界が同時に走り出す
昨年、世界を巻き込んで開催されたランニング・イベント「Wing for Life World Run」が2015年5月に日本でも初開催される。第1回大会は昨年5月に6大陸の32カ国34カ所で行われ、3万5397人が参加した。本大会の特徴は大きく3つある。1つは世界各地で同時刻に一斉にスタートすることで、第2回大会は国際標準時の2015年5月3日(日)11時(日本時間20時)にスタートとなる。そのため、現地時間として最もスタートが早い地域は4時、最も遅い地域は21時となる。
2つ目の特徴はゴールが追いかけてくることである。本大会には目標地点としてのゴールは設定されていない。スタートから30分後にキャッチャーカーと呼ばれる追跡車が走りだしランナーを追いかける。ランナーはキャッチャーカーに追い越された時点でレース終了となる。キャッチャーカーは時速15㎞で走り出し、徐々にスピードを上げ、最終的には時速30㎞でランナーを追いかける。そして最後まで走り続けたランナーがチャンピオンとなる。
3つ目の特徴は …
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