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ブランドマネージャーの戦略

カバヤ食品「お客様の嗜好の予測精度をいかに上げるか」/キヤノンマーケティングジャパン「トリプルメディアの有効連携」

カバヤ食品/キヤノンマーケティングジャパン

商品開発からコミュニケーション戦略を担い、熾烈な市場競争に立ち向かうブランドマネージャーたち。編集部では、昨年から今年にかけてヒットした商品を手掛けたブランドマネージャーたちにアンケートを行った。新規ブランドからロングセラーブランドまで、それぞれのブランドを統括する立場で、注目している市場の変化、それに伴うブランド戦略の方向性とは?

世界のKitchenからグミ ソルティライチ

カバヤ食品

好まれる「食感」の予測精度をいかに上げるか

ターゲット

「世界のKitchenから ソルティライチグミ」は20~40代女性がターゲットです。ほんのりとした塩味とライチの爽やかな美味しさが特徴で、小腹が空いた時やリフレッシュしたい時に食べていただきたい商品です。グミ市場は女性をターゲットにした商品が主体でしたが、近年男性をターゲットにした商品も増加しているため、今以上に男性客を取り込んでいきたいと考えています。

注目している市場の変化・課題

グミ市場では今年は新商品が非常に増えており、今までにない食感・形状の商品が開発されています。そのような中でも「いかに消費者に驚きを感じていただけるような製品が作れるか」、また消費者の嗜好も年々変化していますので、発売時に「どの食感が受け入れられるかの予測精度をいかに上げるか」が課題となっています。

今期の方針について

今期の方針は“発売期間中しっかりと売り切る”ということです。昨年は発売期間が ...

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