広告マーケティングの専門メディア

アドテクノロジー

アドテク活用により実現する「オーディエンスファースト」

菅恭一(朝日広告社)

技術進化に伴い、ここ数年で様々なアドテクノロジーサービスが台頭している。企業のマーケターはアドテクノロジーをどう捉え、活用してくべきか。必要とされるのは、テクノロジーリードではない、顧客との関係構築という視点だ。

従来のマスコミュニケーションが効きづらくなった現在、オーディエンスファーストの考え方が重要だ。

アドテクノロジーの普及と課題

広告の買い手と売り手、双方の異なる合理性を両立するために様々なアドテクノロジーが生まれ、その中でもDSP(デマンド・サイド・プラットフォーム)は多くの企業で活用されるようになった。また、これに付随して企業にとって価値のあるインプレッション、つまり見込み顧客に対して効率的にアプローチする目的で、広告在庫と様々なデータを組み合わせて活用するための仕組み、DMP(データマネジメント・プラットフォーム)も注目され始めた。

現在起きているこれらのプラットフォームを中心としたアドテクロジーへの関心の高まりは、広告取引の合理性を目的としたDSPの普及がきっかけとなったと言っても過言ではないが、これらを活用するマーケターは、プラットフォームのトレンドに乗る前に、生活者を中心としたマーケティングコミュニケーションの変化から、これらのテクノロジーを捉え、有効活用するための視座に立つ必要がある。

メディア接触、情報摂取環境の変化

インターネットメディアの普及により ...

あと80%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

アドテクノロジー の記事一覧

データ時代に見る「ネット広告と個人情報」
アドテク活用最前線 広告配信は「枠」から「人」と「機」を捉える時代へ
世界大手のテクノロジー企業から見た日本のアドテク市場
一風堂のアドテク活用「空腹時間帯狙った広告配信」
オリックス生命保険のアドテク活用「DMP導入でCMとデジタル広告を最適化」
日本航空のアドテク活用「課題はターゲティングから次のフェーズへ」
アドテク活用により実現する「オーディエンスファースト」(この記事です)

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する