2014年、テレビ東京『WBS』での露出以降、この7年で200件以上のメディアから取材依頼があったというmizuiroの「おやさいクレヨン」。そこで得た教訓は関係者との関係構築がスムーズな取材対応には重要なことだ。
「おやさいクレヨン」。米ぬかから採れた米油などをベースに野菜の外葉といった本来なら捨てられてしまうものを原材料にしたクレヨンだ。
このクレヨン、2014年2月に都内で開催されたギフトショーで市場に初披露され、その場でテレビ東京の『WBS』から取材を受けた。さらに、その翌日にはNHKの『おはよう日本』でも紹介され、全国にその名が知れ渡ることに。「テレビ初披露から7年が経ち、メディアからの依頼は今や200件を超えました」、そう語るは同クレヨンを開発したmizuiro社長の木村尚子氏だ。
WBSのディレクターに、なぜこのクレヨンに注目したのかを聞いたという。すると、「ギフトショーの主催者が出展企業と商品のリストを事前にメディアに配布、それをご覧になった、とのことでした」。そのリストの中で、「野菜×クレヨン」という意外性と、持続可能性を兼ね備えたこのクレヨンが取材クルーの目に留まった。「WBS、NHKの放送以後、毎月切れ目なく取材が入る状態が3年近く続きました」。
撮影をスムーズに行うコツとは
初のテレビ取材から7年。テレビの...
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