日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

テレビPR実践編

テレビ制作者が求める 出来る広報の特徴とは?

広報担当者が、実際のテレビ取材においてヒヤッとした瞬間や失敗した出来事から、今、番組制作現場でどのような広報が求められているのかを紐解きます。制作者側の意見も踏まえつつ、取材対応やコミュニケーションの参考にしてください。

*失敗談/広報会議編集部「メディア対応およびテレビ番組制作者とのリレーション調査」(2021年2月~3月)から

出来る広報①

番組側の要求と、社としてできる対応 発信したいことの折衷案を探せる

番組の先の視聴者を意識したコミュニケーションを

社内の要望と番組側の要望がズレているときこそ、広報の出番だ。まずは番組側が視聴者、社会に“伝えたいこと”を広報が正しく理解すること。宣伝の場ではないので伝えたい情報や言いたいことを押し出しすぎるのはNG。一方的に伝えたい情報というのは、番組側だけでなく、その先の視聴者にとっても面白くないものだ。

映像メディアは、テキストメディアに比べ伝わる情報が多いため「ありのまま」の姿が一番魅力的に伝えられるメディアでもある。常に、番組の先の視聴者を意識したコミュニケーションの中で、自社のNGのラインを明確に伝えるようにしよう。

    制作者側の声

    バラエティ番組だと「社長が失敗」するシーンも見せたりする。「削ってほしい」と言われることもあるが、そうした社長の素顔は、人間味があって温かく、フラットな会社だということも伝わるので全体で見れば会社にとってもプラスになるはず。広報担当者の方が、そうした部分も理解してくださると、すごく面白いものができ上がると思う。

    TBSテレビ
    コンテンツ制作局 バラエティ制作一部
    『がっちりマンデー!!』
    プロデューサー・総合演出
    大松雅和氏

私の失敗談

カメラマンが工場のラインに積極的に入り撮影を行っていたため、作業の邪魔になってしまった時は、少しヒヤッとした。映像として流してほしい想いとの間で悩んだ。(シンクタンク・コンサルティング)

インタビュイーに当社ロゴの入ったパーカーを着せたところ、ロゴ部分にシワを寄せて隠すように言われてしまった。(人材派遣)

時間厳守と念を押したにもかかわらず、店舗の開店時間に間に合わなかった。それによりお客様の動線に配慮できず、お客様からクレームが入ってしまった。(化粧品)

取材に協力してくれた企業の要望とテレビ局側の要望に食い違いがあり板挟みになったことがある。(IT・情報通信)

当社施設の利用時は原則マスクの着用を...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

テレビPR実践編 の記事一覧

サウナドラマのロケ地として注目を浴びた「北欧」継続的に取材を受けるその秘訣とは?
ドラマ美術協力、スタッフの発信力を高め露出効果の最大化へ
テレビ露出の広報効果を最大限に高めるには?
テレビ制作者が求める 出来る広報の特徴とは?(この記事です)
テレビディレクターが取材したくなる企画書 22のコツ
海外のような景観がロケ地に好評!番組に合わせた映像提供が選ばれる鍵
工場内や試験室も撮影OK!番組側の要望に応え露出につなげる
挑戦する異色のベーカリー 意外性がテレビ露出の鍵に
年間約300件の番組に出演 テレビに好かれる、その秘訣
厳しい日程で取材依頼が!それでも対応可能な理由とは
今知りたいテーマに関する技術 加えて「画になる」要素も
取材意欲を喚起、テレビ取材に結びつきやすいリリースとは?
広報会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する