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東大クイズ王のYouTuberが出演 番組連動でBtoB企業を身近に

QuizKnock(クイズノック)

宣伝会議では4月23日~24日の2日間、「HOPE―広告界の新しい希望を議論する2日間」をテーマに「AdverTimes Days 2019 Spring」を都内で開催し、約1万1700人が参加した。今号では広報・PR分野に関わる3本の講演・対談をレポートする。

「海外からの反響があったのもYouTube番組ならでは」と伊沢氏(右)。

クイズを題材としたYouTubeチャンネルを運営するQuizKnock。代表の伊沢拓司氏は「東大クイズ王」として活躍したクイズプレーヤーであり、現役東大生らと週に約5本の動画を配信するYouTuberでもある。ターゲットは知的好奇心のある18~35歳で、「楽しいから始まる学びで若者の成長に貢献する」という理念を掲げる。

そんな同社では2017年、YouTubeの企業タイアップ動画の制作を始めた。今回は半導体製造装置メーカーの東京エレクトロンによる事例を交えながら、BtoB企業の若者向けブランディングをテーマに講演を実施した。

東京エレクトロンとともに制作した動画は「【理系ホイホイ】ガチすぎる7大学対抗戦!No.1の大学は?【元素版ちはやふる】」「【理系ホイホイ】高学歴はじめてのおつかい!インテリ夏の大冒険スペシャル【元素をお買い物】」の2本。それぞれ再生回数は78万回、114万回に達している(2019年4月現在)。いずれも「元素」をテーマに科学を楽しめる動画を制作した。

「QuizKnockは知的好奇心が強い視聴者が多い。サイエンスや電子機器を支える企業だと認知してもらえたのでは」と伊沢氏。東京エレクトロン総務部ブランド推進グループの井上典江氏も「視聴者にとって身近なYouTuberの口から、自然と社名が出る効果は大きい」といい、手応えを感じている。

伊沢氏の分析によれば、若者は必ずしも企業広告に否定的なわけではない。「ぜひBtoB企業の方にも、YouTubeでのコンテンツ型企業広告という可能性を知ってほしい」と話し、BtoB企業との親和性の高さを強調した。

photo/樋木雅美、川嶌 順

QuizKnock 代表取締役/東大クイズ王 伊沢拓司氏
東京エレクトロン 総務部ブランド推進グループ 井上典江氏

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