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「はてなブログ」のノウハウを活用したCMS コンテンツ制作に専念できる環境をつくる

はてな「はてなブログMedia」

会員数約786万人の巨大なコミュニティを持つ「はてな」は、オウンドメディア向けCMS「はてなブログMedia」を提供している。新規に限らず、リニューアル時に選ぶ企業が多い理由を探った。

「はてなブックマーク」「はてなブログ」など、ユーザー参加型のプラットフォームを運営するはてな。そのノウハウを活かし、2014年からブログのように使えるオウンドメディア構築のためのCMS「はてなブログMedia」を提供している。

ビジネス開発本部営業部長 兼 事業開発部長の大久保亮太氏によると、オウンドメディアを活用したコンテンツマーケティングに取り組む企業の目的は、見込み顧客の獲得や販促、コーポレートブランディングやインターナルブランディング、採用PRなど様々。「どんな目的であっても、最も重要なのはコンテンツ。そこに注力するためには、CMS選定が重要になる」という。

オウンドメディアは構築・運用(制作)・集客というフェーズがあるが、はてなはこのすべてにアプローチしている。サーバーの脆弱性対策やセキュリティ対策などの管理に強いのは「はてなブログ」でお墨付き。コンテンツ制作や運用についても、ブログのように気軽に記事や画像をアップできるため、更新頻度の高い企業や専門知識のない担当者でも安心だ。

さらに、はてなのサービスからの誘導に加え、「はてなブックマーク」にネイティブ広告を出すこともできるため、メディア立ち上げ期の課題である集客についても一定量の流入を見込める。

LINEやメルカリなど、技術力の高いIT企業もはてなのCMSを使ってオウンドメディアを運営している。大久保氏は「トレンドに合わせた機能のアップデートもあるため、自社開発よりもトータルでの運用コストがかからないというメリットもある」と話す。実際、運用コストを削減したいという理由で「はてなブログMedia」に乗り換える企業も増えている。

「オウンドメディア運営は日々のタスクが多く忙しい。そんななかでコンテンツに集中して成果を出すには、不要な手間をいかに減らすかがポイント。CMSの各種機能でメディア運営者の負担を軽減し、成果の向上を支援したい」と大久保氏。

図1「はてなブログMedia」編集画面
「はてなブログ」と同様の記事編集画面から、手軽に記事を作成できる。操作が分からなくなった時のヘルプ機能も充実している。

メディアの戦略構築から支援

「長期的に運用するオウンドメディアは、スタート時のストーリー設計が肝になる」と大久保氏。そのためはてなでは、企業のKGIに合わせて戦略を構築するところからサポートする場合もある。そのひとつが楽天の「それどこ」(2015年開設)だ。

当時、楽天市場は非会員や楽天に興味のない層に対しアプローチをする手段がないという課題を持っていた。そこで「はてなブックマーク」を通じたソーシャル拡散を狙い、はてなブロガーを中心としたバラエティ豊かな寄稿記事を制作。ソーシャルメディアを活用し、楽天非会員を含む幅広いターゲットへのリーチを実現した。KGIは楽天市場への事業的な貢献。コンテンツの量より質を追求し、KPIであるUU数を順調に伸ばしている。

オウンドメディアは企業の文化や歴史をストックするプラットフォームにもなる。「就活や転職で企業研究のためにオウンドメディアをチェックする人は増えており、新たな接点づくりにもなる」と大久保氏。

実際に採用目的でオウンドメディアを運用する企業は多く、例えばGunosyの「Gunosiru(グノシル)」(2016年開設)は、事業や人にフォーカスした記事で自社のカルチャーを伝えている。Gunosyの担当者によると、入社した社員へのアンケートで、入社前に「Gunorisu」を読んでいた社員は9割にも上ることが分かった。カルチャーを共有できるため、面接がスムーズだったり、入社してからのギャップが少なかったりと手応えを感じている。

さらに、社内の情報を発信するタイプのオウンドメディアは、インターナルブランディングや採用への貢献だけでなく、メディアからの取材のきっかけになることも多い。

最近は大手企業からの問い合わせが増え、オウンドメディアのさらなる盛り上がりを感じているという大久保氏。「今後は外部ツールとの連携などを通じて、オウンドメディアを使ったマーケティング施策強化や可視化などへの貢献にも力を入れたい」と話した。

CASE 1

楽天「それどこ」

楽天市場とはてな編集部が運営するお買いもの情報メディア。「それどこで買ったの?」「それどこがおもしろいの?」「それどこがスゴイの?」と、思わず言いたくなる「それどこ」なコンテンツを発信中。

DATA
開設年月 2015年4月
所管部署・スタッフ数 非公開
更新頻度 7本/月
KPI 楽天市場への送客数、UU数

CASE 2

Gunosy「Gunosiru(グノシル)」

情報キュレーションサービス「グノシー」で知られるGunosyが運営するオウンドメディア。主に採用広報を目的に、カルチャーや事業、人にフォーカスした多角的な情報を発信している。

DATA
開設年月 2016年11月
所管部署・スタッフ数 広報部1人
更新頻度 1~3本/月
KPI PV数などの目標設定もしつつ、流入経路や滞在時間、入社者評価なども指標としている。

その他導入企業

図2「はてなブログMedia」活用例


はてな
ビジネス開発本部
営業部長 兼 事業開発部長
大久保亮太(おおくぼ・りょうた)氏

大学卒業後、広告会社を経て2011年はてな入社。「はてなブログ」「はてなブックマーク」などで展開する広告・プロモーションや、企業のコンテンツマーケティング支援全般を担当する営業部と、アドテクノロジーを活用した事業開発部の責任者を兼務している。

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