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なぜ、あの会社の株は選ばれるのか?

インテージ・ホールディングスの地道な認知度向上策

櫻井英明(ストックウェザー 編集長)

機関投資家だけでなく、“ファン株主”を得たいという企業が増えています。本連載では、個人投資家向けに株式の評論を行う櫻井英明氏が、マーケットで選ばれるIRコミュニケーションの秘訣を読み解きます。

インテージの個人投資家向けサイト「なるほど!インテージ」。図表も多く活用し、ビジュアルで分かりやすく伝えている。

IR活動の重要性を説く識者は多い。IRの意義とは、学術的に言えば「投資家と経営者の間のコミュニケーション。証券市場が伝達された情報を用いて行った意思決定の結果である当該企業の評価とそれに基づく株価の適正化を意図したコントロール」とでもなろう。だが綺麗な言葉で飾ってもIRの本質は伝わらない。IRの目的は発行企業にしてみれば認知度向上。究極的には株価上昇とそれに伴う資本増強および株主数の増加。投資家側から言えば、的確なディスクロージャーによる投資リターンの確保だろう。やさしく言えば「発行体も市場もIR活動の本音は株価の上昇=株主の増加と時価総額の拡大」と言える。

学術的にではなく、実務的に、そして綺麗ごとでなくあくまでも本音で考えれば、何かと悩みの多いIRもそんなに難しいことではない ...

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