黒表紙を開くと、新型モデルのイラストが並ぶ見返し。
ロゴが型押しされた黒い表紙に赤色のバンドが効いたこちらの手帳。表紙をめくると、光沢のある紙に見開きで車のイラストが現れる。横罫と方眼の2種で構成されるノートページに黒表紙と、根強い人気を誇るフランス製の手帳ブランド「モレスキン」のようなつくりだ。
これは今秋、フォルクスワーゲンの代表的モデルである車種のひとつ「ゴルフ」のモデルチェンジ発表にあわせて、メディア用につくられた手帳。手帳サイズのガイドブックとともにセットで配布した。
「持ち運びしやすく、しばらくの間手元に置いて使ってもらえるものをつくろうと考えました」と話す同社製品広報担当。新型モデル発表のたびにノベルティを含めたプレスキットを製作するのが常だが、「いくら作り手が思いを込めてつくっても、受け手が日常的に使えるものでないと単なる資料になる」。そこで、日々使うことができる実用的なものを、という点から手帳を選んだ。「手帳にはミニサイズのカレンダーも挟み、便利に使ってもらえるつくりを考えました」。
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