ダイドーグループホールディングスが、社会貢献活動の一環として、「ダイドードリンコ ペーパークラフト自動販売機キット」を子どもたちに無償で提供した。提供個数は合計2500個。放課後子ども教室や大阪府立支援学校などの学校・施設・団体に寄付したほか、6月19日からはWebやSNSを介して団体や個人の応募を受け付け、応募者に提供した。
同キットは、子どもたちが自由な発想で商品やPOPをデザインし、世界に1つだけの自動販売機を制作できるもの。また、「お買いもの学習サポートシート」も同梱し、制作した自動販売機を活用して買い物学習もできるようになっている。
同キットの無料提供の取り組みは、2015年度に開始。1人でも多くの子どもたちが自動販売機に触れることで、楽しみながら想像力や社会性を培ってもらえればとの思いで、毎年継続的に実施している。2022年度までに2万3000個を提供してきており、コロナ禍では、自宅学習に有用なツールとして非常に好評だったという。また、「思っていたよりも本格的な自動販売機キットで、大人でも勉強になった」との声も聞かれている。
対面イベントで活用したいという声も多いことから、今後は同キットの工作会を実施する際に活用できるコンテンツの制作も検討している。