販売促進の専門メディア

           

アクティベーションツール

「魅せる」ことを重要視する

資生堂「マキアージュ ルージュ ミニ」フロア什器/向坂文宏


販売什器やディスプレイなどの店頭ツールを観察する時、「告知」「体験」「販売」の3つの機能に注目すると、特徴や店頭での売り方の工夫が見えてくる。

「告知」は商品の存在を強く訴えるアテンション効果を高める機能、「体験」はテスターなど商品を試せる機能、「販売」は多くの商品を陳列し、手に取りやすくする機能である。

売り場でのブランドイメージを醸成する必要のある商品は「告知」に重きが置かれ、量販店店頭では商品の陳列数を増やすために「販売」に注力したツールをよく目にする。最近ではあらゆるカテゴリーで「体験」させる工夫が求められている。

特に化粧品の店頭ツールは、この3つのバランスを取るのが難しい。主力チャネルであるドラッグストアなどの量販店では、ブランドイメージに気を配りながら、売り上げ確保のための陳列数を増やす必要がある …

あと70%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

アクティベーションツール の記事一覧

底面や個包装のデザインの力
環境を取り込むデジタルサイン
AIは精度だけでなく使う人の体験も考えるべき
「魅せる」ことを重要視する(この記事です)
商品を試したくなる、魅力的な店頭ツール
極上の香るジャム マニキュアスタイル
Webサービスを公共空間に
究極的に人間に残る価値とは?
日常を挑発するOOH
人間の考え方をAIに埋め込む
従来手法をバージョンアップする
デザイン力のある会社とは
OOHで機をとらえる
新しい顧客体験のデザイン
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する