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直感で伝える語らない販促

「秒速」ヘアスタイル提案でブランドへの共感さそう

サンスターグループ ヘルス&ビューティーカンパニー

日本での発売開始から50年以上が経つ「VO5ヘアスプレイ」が、いま狙うのは消費者の「共感」。大々的なイメージ広告と、Webやイベントを駆使した体験型コンテンツでアピールを強めている。

巨大な「VO5ヘアスプレイ」を模したブース。

サンスターグループ ヘルス&ビューティーカンパニーは5月31日~6月2日、複合施設「渋谷キャスト」で、「VO5ヘアスプレイ」を使った「VO5秒速変身体験イベント」を開催した。

イベント内容は主に3つ。まずは、特設Webサイト「VO5秒速変身ナビ」を活用した、ヘアスタイルの提案だ。参加者に、手持ちのスマートフォンやタブレット端末で自分の顔を撮影してもらい、写真をアップロード。するとサーバー側で写真の表情から気分(感情)を分析し、その人に似合うヘアスタイルを提案する。

さらに会場にある「VO5」の缶をかたどったブースでは、プロのスタイリストの手によって提案された髪型に変身することもできる。また、変身後には、会場内の撮影スポットで写真を撮ることもでき、写真をソーシャルメディアに投稿すると、「VO5ヘアスプレイ」の試供品がもらえる。

「VO5秒速変身ナビ」は5月25日に公開したもので、会場外でも利用できる。Webサイトで提供したのは、「(スマートフォン)アプリをダウンロードしなくても、簡単にダブル体験できるサービスにすべきだと考えたため」(サンスターグループ ヘルス&ビューティーカンパニー マーケティング部の吉田香代子氏)

吉田氏は、今回の施策の目的について、「『強いキープ力』という、『VO5ヘアスプレイ』の機能価値だけでなく、『パッと手軽に、ちょっとおしゃれに印象を変えられることで、その人の毎日が楽しくなる!』という情緒価値の訴求」だと話す。「その結果、お客さまに『VO5があると、楽しい』と思ってもらえるような、『共感できるブランド』になるのが狙いです」(同) …

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