心に風を吹かせるコピー
コピーライターをめざしたきっかけは、大学3年生の時に雑誌で見つけた小さなコピー講座だった。決め手となったのは、先生のこんな言葉。「コピーライターは、普通に暮らしている人に、普通の言葉で伝える仕事。だから普通の感覚があれば誰でもできる。」
全日本空輸/1977年
〇C/眞木準
タワーレコード/1996年
〇C/木村透
全日本空輸/2002
年〇C/一倉宏
北海道が「でっかい」というコピーと出会って、もう40年以上も経ってるんですね。当時この広告を見て、行ったことのない北海道に冒険心を駆り立てられたのを覚えています。
そして、このコピーのスゴさを知ることになるのは、それから10数年後に僕がコピーライターになってから。ふと過去の広告集をみていたとき、「でっかいどお。北海道」が目に飛び込んできました。それまで、気づかなかった。「どう」じゃなくて、「どお」だったんだと。
音では同じでも、文字にすると見え方は変わってきます。通常のダジャレ(いやオシャレ)の形式では北海道は「ほっかいどう」なので...