人として語りかけてくるコピー
1986年当時。私はまだ10代の学生で、昼間に学校へ行って、夜は宣伝会議の講座に通ってました。
TOTO/1988年
〇C/仲畑貴志
ライオン/2011年
〇C/岩崎俊一、岡本欣也
日本コカ・コーラ/2014年
〇C/梅田悟司
26歳でコピーライターになるまで、日常生活でコピーというものをあまり意識したことがありませんでした。だから、コピーを勉強しはじめてから、過去のコピー、リアルタイムのコピーに出会ったという感覚です。
たくさんのコピーに触れて感じたことは、広告コピーはもちろん商業を目的としているけれど、そこから一歩踏み込んで見た人の人生と関係していけるということ。私自身が、コピーに導かれたり、励まされたり、背中を押してもらったりしたように。
私が今コピーライターをやっていられるのは、「広告と切り離しても信じられる言葉」に出会えたから。
コピーをはじめてすぐの頃、コピーの勉強をしたいのになかなか時間が取れませんでした...