心に風を吹かせるコピー
コピーライターをめざしたきっかけは、大学3年生の時に雑誌で見つけた小さなコピー講座だった。決め手となったのは、先生のこんな言葉。「コピーライターは、普通に暮らしている人に、普通の言葉で伝える仕事。だから普通の感覚があれば誰でもできる。」
三陽商会/1997年
〇C/眞木準
福岡国際マラソン選手権大会/1999年
〇C/藤村君之
サントリー/1986年
〇C/中山佐知子
同世代のコピーライターたちで飲むとき、開始時間はあってないようなものだ。19時予定なら全員揃うのは20時すぎ。みんなそうやって自分の忙しさをアピールしている。遅れた人が「ごめん。突然呼び出されて」と現れたら「どこのクライアント?」と聞き「実は今○○やっててさ」「えーあれやってんの?」「あのコピーいいね」とまあこんな感じでのっけからコピーの話になっていく。最近の気になるコピーを報告し、今度のTCC賞を予想し、過去の名作コピーを語る。コピーライターたちが話題に困ることはない。
「きょ年の服では、恋もできない。」
このコピーだけでジョッキ2杯はいける...