1948年に発売したロングセラー商品「ノザキのコンビーフ」初となるテレビCMが7月13日から2週間にわたって放送された。お弁当のメニューに悩むお母さんをコンビーフが手助けするシーンを描いた「お弁当」篇と、お父さんがつくった“キャンプ飯”を家族で囲む様子を描いた「キャンプ」篇の2篇が展開されている。
発売元である川商フーズは、今年の3月、約70年間使用してきた「巻き取り鍵」を特徴とするコンビーフのパッケージ、枕缶をリニューアルした。そのニュースと、これまでの感謝を伝えるべく制作したのが、今回のCMだ。オリエンテーションでは、ターゲットやトーンに関する要望は出さず、幅広い企画を求めたという。そして、複数社からの絵コンテによるプレゼンを経て、企画を決定した。実際に使われているコピー「使えるね、ノザキのコンビーフ。」が、決め手のひとつだったという。
食品流通部 常温食品グループ長 谷口伸一さんは、「このコピーには、『パッと使える』『ふたが開けやすくなった』『賞味期限が延びた』という3つの『使えるね』が込められています。パッケージをリニューアルし、より使いやすくなったコンビーフの魅力を分かりやすい言葉で表現していました。普段から愛用してくださっているお客さまに...