IDEA AND CREATIVITY
クリエイティブの専門メディア

名作コピーの時間

神戸海知代さんが選んだ3本のコピー

神戸 海知代

    触ってごらん、ウールだよ。

    ザ・ウールマーク・カンパニー(旧:国際羊毛事務局)/1982年○C/西村佳也

    彼のポロシャツを、きれいにたたんであげてください。

    ラコステ ジャパン(旧:大沢商会)/1993年○C/広瀬正明

    まずい、もう一杯。

    キューサイの青汁/1990年○C/八名信夫

触ってごらん、ウールだよ。当時田舎の小学校に通っていたわたしは、この広告にバイラルのすごさを教わりました。男子も女子も互いを気にしているのに、素直になれなかったあのころ。触ってごらん、ウールだよ。は、そんなわたしたちを解放してくれる、魔法の言葉でした。

目をつぶってこのコピーを唱えるだけで、すきなコに触ることができる。あのコも笑顔で歓迎してくれる。なんてすばらしい呪文だろう。男子も女子も、タガが外れたように触りあっていました。ウールを確かめたいのか、体温を確かめたいのか、わからないほど。それくらい熱狂していましたね。あのときの指先の震えを …

あと66%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

名作コピーの時間 の記事一覧

神戸海知代さんが選んだ3本のコピー(この記事です)
コピーには人柄があらわれる
買うこと自体がなんだかちょっと嬉しくなるコピー
言葉とは約束だ、と思います
コピーですべてを変えられる
35年も記憶に残るコピーってすごい