コロナ禍においても、日々話題性のあるクリエイティブが生まれてきた屋外広告。その背景にはテクノロジーの発展があった。屋外広告のDXが人々にもたらす価値とは何か、プログラマティックDOOHプラットフォームを提供する、Hivestack Japanの片岡裕紀氏が解説する。

Hivestack Japan
ディレクター
片岡裕紀氏
国産データベース暗号化ソフトウエアのベンチャーにプログラマーとして入社、プレセールスを経て経営に参画。アプライアンスメーカーでクラウドストレージとセキュリティ製品のプロダクトマーケティングに従事、スマートアグリにも携わる。映像解析プラットフォームのベンチャーを設立後、マーケティングを経て、2019年にHivestack Japanへ入社。
Q 屋外広告におけるDXの潮流とは。広告主に対して、どのような価値を提供できると考えていますか。
A データテクノロジーによって動作するプログラマティックDOOHプラットフォームの開発と提供です。
「DOOHにおけるDX」とは、DOOHの可能性を高めるためのデータを効果的に活用できるテクノロジーだと捉えています。テクノロジーとひとことで言っても、広告を配信するプラットフォーム、人や物を検知するセンシング、データセットの解析や分析、スクリーンに出力するデジタルサイネージの技術など多岐にわたります。この3年間でプログラマティックDOOHによるインプレッションを利用したビジネスモデルが進んでおり、そのプラットフォームの導入も始まっています。
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