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私の広告観

広告の仕事からものづくりの基本を学んだ

行正り香

料理研究家の行正り香さんのレシピ本は、普段見慣れたメニューが、おいしくお洒落に、しかも簡単にできることで人気だ。2007年に電通を退職してからは、料理のほか、インテリア、Webコンテンツ・アプリの開発、レストラン経営など、活動の場が、ますます広がっている。

行正り香(ゆきまさ・りか)
1966年福岡県生まれ。高校3年の時にアメリカへ留学。カリフォルニア大学卒業後、帰国して電通に就職。CMプロデューサーとして活躍する傍ら料理研究家として活動し、料理本が評判となる。2007年電通から独立。現在は、Webコンテンツやアプリの開発、Webサイトの運営、インテリアコーディネート、レストラン経営など幅広く活躍している。また料理、インテリア、ワイン本など43冊を出版。ブログ「FOOD/DAYS」でも情報発信中。

広告クリエイターからビジネスのプロデューサーへ

楽しみながら学べるサービスを目指す「なるほど!エージェント」。

「広告会社は楽しかったので辞めたいとは思っていませんでした」と笑顔で話す行正り香さんが電通から独立するきっかけとなったのは10年かけて取り組む、こども向けWebサイト「なるほど!エージェント」だ。実現しようとしているのは「エデュテーメント」。"education"と"entertainment"を組み合わせて、行正さんが生み出した造語で、エンタテインメント性を持たせた教育という意味。

行正さんの活動には、一貫したコンセプトがある。それは「楽しさ」だ。「『正しくやる』ではなく『楽しくやる』。楽しくなければ料理も学びも続きません。教育も含めて …

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