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言葉とコミュニケーションの技術

就活のES「皆と同じようなことを書けば落ちるとわかっているのに、書いてしまう」人へ

電通 小島雄一郎+笹木隆之

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多くのライバルから抜きん出て、自分らしさを伝えるためには自分ならではの言葉が必要に。

就職活動で選ばれるための自己PRの言葉

1.「自分の言葉」であること
 自分の言葉は、脳内で自問自答しているときに交わされている「考える言葉」のこと

2.脳内で交わされた「考える言葉」の量が自己PRの質に影響する

3.他人の言葉は使わない

同じようなことを書けば落ちる

たった400字で人生が変わることがあります。

400字の自己PR。話し言葉にすると約1分程度の言葉で採用か不採用かが決まる就職活動の世界。近年はインターンシップなどを通じて長期的に学生を見極めようとする流れもありますが、いまだにエントリーシートをはじめ言葉のみで選考される場面は多く存在します。

中でも、自己PRをどう書くべきかは、多くの学生が悩むポイントでしょう。(私たちもそうでしたが)多くの学生たちは自己PRを書くために書店やWEBで「はじめて書く自己PR」や「私はこう書いた」のような指南書を探して読み込むことでしょう。

ただ、私たちが面接官の立場になってわかったことがあります。それは言葉のみの選考の場合「みんなと同じようなことを書けば受かる」のではなく、「みんなと同じようなことを書けば落ちる」ということです。

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